内見とは、気になる物件を実際に見学・確認することをいいます。
内見をしないで部屋を借りることも可能ですが、入居後のギャップを最小限にするためにも、できる限り内見をしたほうがいいでしょう。
最近ではインターネット上で物件の写真を見ることができたり、360度写真のようなパノラマ写真が普及しているため、現地に足を運ぶ前からイメージは掴めますが、やはり実際に自分の目で確認する情報量には叶いません。
この記事では、内見時にどこをチェックしたらいいのかを解説します。
内見時の流れ
内見をする際の流れは、以下の通りになります。
- 不動産会社に内見の予約をする
- 現地または店舗で待ち合わせ
- 住みたい部屋の条件をすり合わせる
- 実際に物件を内見してみる
- 気に入れば申込み
- 今後のスケジュールをすり合わせる
1.不動産会社に内見の予約をする
当日予約も可能ですが、既に予約が入っている場合は希望の時間に内見できなくなる可能性があるので、前日までに予約をしたほうが良いでしょう。
このとき、他にも気になっている物件があれば併せて内見をしたほうが、一度に比較できるのでおすすめです。
基本的には都内の物件はすべての不動産屋が共有しているため、物件ごとに違う不動産屋で内見する必要は無く、ひとつの不動産屋に依頼したほうが手間が省けるためおすすめです。
（例えば、ABCの3社それぞれで異なる物件を内見したとすると、それぞれと希望の条件のすり合わせをしないとなりませんし、Aから紹介された物件を、BやCからも紹介されるという二度手間が発生してしまうのです。）
2.現地または店舗で待ち合わせ
時間に余裕がある場合は、不動産屋の店舗に一度足を運ぶことをオススメします。
なぜなら、物件を探すときは、リアルタイムで市場に出ている物件を一気に比較検討したほうが、ダラダラと長引かずに効率的に希望の部屋を見つけられるからです。
不動産情報は常に流動的で、昨日まで空室だった部屋がたった一日で埋まってしまうことも珍しくありません。
そのため、まずは今市場に出ている物件の中から条件に合っている物件を内見して比較検討し、もしその中に気に入る部屋がなければ、今度は新しく新着情報が出てくるのを待つ、というのが効率的な探し方です。
現地待ち合わせでの内見はクイックで手軽に済ませられるのがメリットですが、引越し時期が迫っている場合などは、希望物件をまとめて内見してみましょう。
3.住みたい部屋の条件をすり合わせる
一件目の内見で気に入れば良いのですが、なかなかそうも行きません。不動産情報サイト事業者連絡協議会が不動産情報サイト利用者にアンケートを行ったところ、契約するまでに問い合わせた物件数は平均5.1物件という結果となりました。「不動産情報サイト利用者意識アンケート」調査結果を発表／不動産情報サイト事業者連絡協議会（RSC）
そのため、早い段階で担当営業マンに希望の条件を伝えておくことで、内見以降の部屋探しがスムーズに行えるようになります。
そうすることで、市場に出回る前の新着情報を提案してくれることもあります。
4.実際に物件を内見してみる
- 周辺の街並み：まずは現地に到着する前に、周辺の街並みをチェックしておきましょう。交通量や近隣のスーパーマーケットなど、実際に生活した場合のことをイメージしながら見てみてください。
- 共用部：物件のエントランスや廊下を始め、共用部分の施設は使いやすそうか、手入れは行き届いているかなどをチェックしましょう。スカイハウス浜離宮は共用部分にラウンジやフィットネスジムがありますので、入居者がどのように利用しているか、利用時の注意事項はあるかなども一緒に確認しておきましょう。ゴミ捨て場や駐輪場などの外部施設も忘れずにチェックしてください。
- 部屋：一番重要となる居室部分。確認すべき点を見忘れてしまうと、何度も足を運ぶことになってしまうので要注意です。
- 広さ：手持ちの家具を設置するのに十分なスペースが有るかチェックしましょう。ソファやベッドなど大きな家具は予め寸法を把握しておくとスムーズです。平米数や帖数を見て安心していても、部屋の形や柱の有無によってうまく収まらないこともあるので注意してください。
- 眺望・日当たり：スカイハウス浜離宮は開放的な眺望が大きな魅力です。部屋の方角によって見える景色が全く異なるので、しっかり確認しておきましょう。また、方角によってある程度の日照は分かりますが、日当たりを重視する方は日中に内見することをお勧めします。
- コンセント・テレビ線：コンセントやテレビ線の位置は基本的に動かせません。テレビを置きたい位置に置けるかどうかというのは、インテリアにおいてかなり重要になるところです。しっかり確認しておきましょう。
- 収納：自身の持っている荷物を把握しておき、収納スペースに収まるかどうかチェックしましょう。特にゴルフバッグやスーツケースなどの大きな荷物を所持している場合は要確認です。
- 電波：都内の物件であれば問題ないかと思いますが、念の為室内にいるときのスマホの電波状況も確認しておきましょう。
5.気に入れば申込み
物件を見てみて気に入ったら申し込み手続きを行いましょう。
申込用紙に必要項目を記入して管理会社へ送ります。この時に相違の無いように、賃貸条件や入居時期など大事な項目を確認しておきましょう。保証人の有無や賃貸条件の交渉なども、希望があれば必ずこの段階で相談しましょう。
6.今後のスケジュールをすり合わせる
申し込みをした場合は、審査や入居までの期間について、今後のスケジュールを確認しておきましょう。申し込みしなかった場合は、今後の部屋探しについて、どのように進めていくかのすり合わせを行いましょう。内見後に当社オフィスへご来店いただき、物件を探し直すケースも多くございます。来店していただいて、その場でリアルタイムに空室確認を行ったり、希望条件のすり合わせができることで、効率的にお部屋探しができるのでおすすめです。
